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【内容別】リノベーションの費用について

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リノベーションを考える上で気になるのは「費用」についてだと思います。リノベーションの内容によって費用は当然変わってきますが、住まいの様々な条件で費用に影響が出る場合もあります。この記事を参考にして、リノベーションのプランニングをしてみましょう!

 

目次

  1. 費用に影響するポイント
  2. 間取り変更リノベーション
  3. キッチンリノベーション
  4. トイレリノベーション
  5. 洗面所リノベーション
  6. 浴室リノベーション
  7. リノベーションの醍醐味

 

 

費用に影響するポイント

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例えば、オーダーキッチンや在来工法で設置するお風呂、無垢材など、資材・設備にこだわれば、費用もその分かさみます。
また「間取り」もリノベーション費用に影響するポイントの一つです。細かく間取りを分ける場合、そのぶん新たに壁を建てる必要が出てくるため費用がかさむ傾向にあります。
物件の階数や地域によっても費用は変わってきます。
一方で、既存の設備や内装を活用することで費用を抑えることも可能です。

住まいの様々な条件が、リノベーション費用に大きく影響を与える場合もありますので、プランニング前に一度整理しておくのが良いでしょう。

 

 

間取り変更リノベーション

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間取り変更リノベーションは、目的と種類によって、リノベーションの方向性が変わります。 家族の人数が増えることを想定した間取りにしたいのか、それとも空間を大きく使ってゆとりのある暮らしをしたいのか、目的が違えば希望の間取りも変わります。

2DKから1LDKに

どうしても狭さを感じる古いマンションの2DKの間取りを、広い一つの空間として1LDKに変更するリノベーションをした場合の費用は、おおよそ420万円。
キッチンに手を加えない場合には、これより安くリノベーションできる場合もあります。

和室と壁を撤去し広いLDKに

家族が集まれる空間にするために、もともとあった壁や和室を撤去し、広い大きな空間に変更するリノベーション費用は、おおよそ780万円。
照明器具の変更や機能性のある書斎の造作など、プランニングによって費用は大きく変わってきます。

参考記事:マンションリノベーション/間取り変更の費用・注意点

 

 

キッチンリノベーション

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キッチンリノベーションの費用相場は大きく4つに分けられます。それぞれの相場ごとにまとめていきましょう。

50万円未満

必要最低限の予算と工事で設備をグレードアップする場合の価格帯です。現状のシステムキッチンのIHヒーターを取り替える、レンジフードを新調する、水栓を交換するなどキッチンのパーツの新調が可能です。現状使っているキッチンが対応できる形状であれば、食器洗い乾燥機の設置もできます。

50〜150万円

現在のキッチンの場所はそのままに、本体を丸ごと新調したい場合はこちらの価格帯になります。キッチン自体のグレードや価格によって大きな幅が出ます。システムキッチンを交換したい場合は最低50~60万円、オプションや機器にこだわりたい場合は100万円~程度の予算を見ておくといいでしょう。

150〜250万円

「壁付のキッチンを対面型にしたい」「アイランドキッチンを設置したい」など、キッチン空間自体を大幅に変えたい場合に多いのがこちらの価格帯。周辺の床や壁、設備配管などの工事の費用が含まれます。

250万円以上

キッチンを含め、住まい自体の大きなレイアウト変更が必要な場合は多めの予算を見ておきましょう。「1階から2階にキッチンを移動したい」「使っていない部屋を含めてLDKに間取りを変えたい」など、ライフスタイルに適した配置変更によって暮らし自体を見つめ直すような工事の場合は、高額なリノベーションになります。

参考記事:キッチンリノベーションについて 費用や安くするポイントは?

 

 

トイレリノベーション

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トイレのリノベーション費用は選び方で大きく差が生まれます。

便座交換

便座の交換のみの場合は、作業の難易度も低いため費用を抑えやすく、工事費込みで3~10万円以内で済むのが一般的です。作業時間も1時間もかからない程度です。DIYすることも可能なので、工事を業者に依頼せずに自分で交換すればさらに費用を節約できます。
ただし、温水洗浄が付いている便座に変更する際にトイレにコンセントがトイレに無いなら、新しく設置する必要があります。その場合電気工事や配線に関する工事も必要になるため、総費用も上がります。

最新式トイレへ(便座・便器交換)

便器と便座を交換する場合、リノベーション前のトイレが温水洗浄便座付きトイレであればおおよそ20万円以内が目安になるでしょう。
ただし、便器ごと交換する場合は床に従来の便器を設置していた跡が残ることがあり、見栄えが良くありません。便器交換とともに床も一新する場合は、プラスして張り替え費用が必要です。
トイレのグレードや床材の種類によって価格は異なりますが、トイレリノベーションの中心価格帯が20~50万円ですので、この辺りを目安にしておくと良いかもしれません。
50万円にも及ぶのは、余程ハイグレードな製品を選んだ場合です。

タンク付きトイレからタンクレストイレへ

タンクレストイレは一般的にタンク付きトイレよりも本体価格が高くなります。グレードによって異なりますが、本体価格だけで20~40万円ほどかかると考えておくと良いでしょう。
タンク付きから変更する場合はアラタに手洗い器を設置する必要があるので、その分工事費もかかります。本体価格と工事費を含めたトータルでは、30~50万円ほどを目安にしましょう。

和式から洋式へ

和式トイレと洋式トイレでは床の形状が異なるため、床を壊してから作り直す必要があります。解体処分費が増え、給排水管や電源の設置などの費用が必要になります。リノベーション自体にも3~4日かかりますから、その分の人件費も加わる計算です。
費用の相場は50万円ほどですが、トイレ本体のグレードや、既存トイレの状態などによって価格も上下します。

参考記事:トイレリノベーションについて 費用や安くするポイントは?

 

 

洗面所リノベーション

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洗面台のリノベーション費用は約10~25万円が相場です。内訳としては、本体価格+取り付け工事費用+オプション費用です。オプションにはトールキャビネット、ウォールキャビネットなど基本セット以外のパーツやアイテムを選ぶ場合、洗面所の壁紙クロスや床の張り替えをする場合などがあります。

洗面台本体価格

最小限のユニット洗面台は、上部は1面鏡+両サイド露出収納棚、下部は2バルブ混合水栓(お湯と水の蛇口が各1個)+両開き収納キャビネットといった構成になります。価格はW600サイズで3~3.5万円、W750サイズで4~4.5万円程度です。
ここに機能を追加するごとに費用はプラスされ、大体13~16万円が上限になるでしょう。

工事費用

既存の洗面台取り外し処分費と新しい洗面台の取り付け費の合計で3~3.5万円程度です。W600とW750なら、サイズが違っても工事費用はほぼ変わりません。

オプション費用

壁紙、床張り替えは4~5万円、トールキャビネットは6.4~7.7万円、ウォールキャビネットは2.3~2.7万円程度です。

参考記事:洗面所リノベーションについて 費用や安くするポイントは?

 

 

浴室リノベーション

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浴室リノベーションの内訳は、ユニットバス本体価格+工事費用です。
ユニットバス本体の価格は、水栓や壁などのデザイン、機能性にこだわればその分価格は上がっていきます。
工事費は、リノベーション前もユニットバスを採用している場合は、単純な交換で済むため比較的費用は抑えられます。一方で在来工法からユニットバスへ変更する場合は解体処分費などがかかる分、費用は高くつきます。

実際の相場としては、マンションの場合80~100万円でリノベーションする人が多く、これより少し抑えたければ60万円から、スペックやデザインにこだわりたい人は120万円ほどを想定しておくと良いでしょう。
戸建て住宅は100~120万円をかけてリノベーションする場合が多く、マンションの場合と同じく、費用を抑えたい場合とこだわりたい場合によってプラスマイナス20万円ほど目安の価格帯が変わってきます。

参考記事:浴室リノベーションについて 費用や注意点は?

 

 

リノベーションの醍醐味

これまでに紹介してきたリノベーションの費用は、あくまでも一例に過ぎません。
ご自身のリノベーションにかけられる予算内で、いかに理想に近づけることができるか、これがリノベーションの醍醐味とも言えます。

費用をかければ、細部までこだわったリノベーションができますが、必要以上の費用をかけずとも素敵な空間を作る方法はたくさんあります。デザイナーとの打ち合わせの中で、発見やアイデアが生まれることもあるので、プランニングの段階から新しい住まいをイメージして、様々な視点から考えるようにしましょう。

リノベーションする箇所の優先度を決めて、機能性やデザイン性などを考えて、現在のライフスタイルに合った住まいを作り上げてみてはいかがでしょうか?

 

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