ダイノックシート施工 施工箇所や費用について
ダイノックシートは壁や家具などをリメイクできる耐久性の高い化粧フィルムのことで、実は多くの住宅で採用されています。DIYでダイノックシートを施工することも可能ですが、慣れていないとシワになったり、柄合わせがうまくいかないこともあるため、プロの業者に依頼することがおすすめです。今回は、ダイノックシートについて掘り下げていきましょう。
目次
ダイノックシートとは?
ダイノックシートとは、住友3M社の商品名で、家具や建具など内装材に貼ることのできる耐久性の高い塩化ビニール製の化粧フィルムのことを言います。
因みに、温水洗浄便座のことを一般的に「ウォシュレット」と呼びますが、こちらもTOTOの商品名です。
賃貸物件の入退去に伴う原状回復工事では、このダイノックシートは広く使われています。ドアなどの木部や鉄やスチールなどの素材にも貼り付けることができるため使用用途はかなり幅広いです。経年劣化などで表面のダメージが大きい場合でも交換までする必要がない場合は、ダイノックシートを貼り付けることで、安価に綺麗に仕上げることができるので、オーナー様には大変人気の商品です。
最近だとDIYで使われたことのある方も多いかと思いますが、貼り付けると簡単に剥がすことができないため、綺麗に仕上げるには施工経験が豊富な業者に依頼した方が無難です。
しかし、デザインの豊富さと施工箇所を選ばない使いやすさは、手軽にリフォームできる素材であると言えるでしょう。
どんなところに施工できるの?
ダイノックシートは様々なところに施工できます。施工例の多い箇所をご紹介します。
室内ドア
ドア表面の傷や凹みを綺麗にする方法として最も施工数が多いのが室内ドアです。
生活に支障のない建具は一度持ち帰り施工する場合もありますが、ほとんどがその場で施工し、短時間で綺麗に仕上がります。
表面の凹凸に合わせて貼ることが可能で、柄の種類も豊富なので、簡単に内装の印象を変えることができます。︎︎︎︎︎
玄関扉
ダイノックシートは耐久性に優れているため、内装だけでなく玄関扉にも施工可能です。
劣化したからといってドア自体を交換すると意外と費用がかかりますが、ダイノックシートなら貼るだけで済むため安価に上質な見た目に変えることができるのでおすすめです。
また、マンションなどの集合住宅では基本的に玄関ドアの交換リフォームはできないことが多いので、内側だけダイノックシートを施工してイメージを変えることも可能です。
窓枠
ダイノックシートは大きさも自由にカットできるため、細かい場所への施工も簡単です。
熱を加えることで多少伸ばすことができるので、カーブや凹凸に綺麗に密着させることができます。
細かい場所への施工はカットや張り方に技術が必要でDIYでは失敗しやすいので、プロの業者に依頼した方が、シートを貼ったとは思えないほど綺麗に仕上がります。
浴室
ダイノックシートは防水性を高めた商品もあり、水回りへの施工が可能です。
費用について
ダイノックシートは壁紙クロスよりも単価が高くなり、幅1mあたり約1万円~程度ですが、通常は値引きがあります。
そのためダイノックシートの商品代+施工費用を合わせて、幅1mあたり約8,000円~程度が目安です。
もし下地に穴が開いていたりカビなどで補修が必要な場合は別途施工が必要になりますので、きちんと見積もりをもらいましょう。
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